英国での生活の中で

英国での生活の中で

”思ってたのと違うなぁ” そんな言葉が脳裏に浮かんだ。入寮してから一週間が経ち、仲の良い友達もできて、だんだんと生活には慣れてきたものの、今まで寮生活をしたことがなかった私にとっていきなり親元を離れ、全く知らない場所で暮らすことは簡単なことではなかった。自分の思ったことをはっきりと言えず、周りに流さ…
出会いと別れ

出会いと別れ

私が編入を決心したのは、去年の10月頃でした。父が調べた立教のホームページを見たとき、昔からのイギリスへのあこがれの気持ちや、寮での生活を想像し、とても興奮したのを覚えています。 イギリスという国は、私が小学校のときにシャーロック・ホームズの本を読んだときからの私にとっての憧れの国でした。建造…
Dialogue session with Google engineers

Dialogue session with Google engineers

<概要>  生まれた時からGoogleの恩恵を受けることができた僕は「Googleが存在しない頃の時代」を想像することができませんでした。そこで今回、読売新聞の企画した「Googleエンジニアと話してみよう」の機会を頂けて光栄でした。今回の講演の中で特に印象に残っている内容は何度も挫折したのに…
2学期を通して

2学期を通して

 オンライン上で行われた1学期は、実際に学校に行くのではなく在宅で行う形もあったため、ついやるべきことを後回しにしてしまったり、優先順位を考えずに生活してしまいました。だから私は今学期が始まる時に、目標を立てて何か目に見える形で結果を出そうと考えました。因数分解コンクールで80点以上を取って教室棟前…
二学期を終えて

二学期を終えて

 今学期は立教にいるようで、全く別の場所にいるような時間を過ごしました。それもそのはず。コロナウイルスの対策のため、学年ごとに生徒がバブルシステムでわけられ、接触を禁じられていたのですから。帰寮してから顔を合わせるのは同じバブルの生徒だけ。つまり高二の生徒としか交流できないという環境です。新高一の新…
コロナでも、できることを。

コロナでも、できることを。

 小学校最後の冬休み、私は基本的に家で過ごし、時々ソーシャルディスタンスをとりながら買い物に行ったり、近くの公園に運動や、散歩に行っていた。このように、外出のことしか考えないでいると、この冬休みは退屈そうに見える。例年では、どこかに旅行したり、友達の家へ行ったりしていたが、今年は出来なかった。 …
新しい冬休み

新しい冬休み

私はこの冬休みは新しいことにチャレンジすることを目標にして生活していました。なぜ私がそのような目標を立てたかというと、9月から12月の間の立教での生活で後悔したことがあったからです。 私の後悔の原因となったものは立教に行くまでの約5か月間でのことです。4月から9月の間、世界ではステイ…
コロナでも

コロナでも

やったー!冬休みだ。飛行機から降りると、さっきまでの嬉しさが何処かに行ってしまいました。すぐに家族に会えるかと思っていたら、空港内でのPCR検査に時間がかかり、終えるのに三時間近くかかりました。書類に記入したり、四つのステージを通過しなければいけませんでした。いつもよりどっと疲れ、夕食後久しぶりの我…
ちょびっと成長

ちょびっと成長

今年の3学期は、冬休みに連絡があり、全校生徒がオンライン授業になりました。私は2学期も日本でのオンライン授業だったので、仕方ないと思う一方、これで1年間ずっとイギリスに行けてないなと悲しくなりました。ですが、今学期が始まって2週間が経った今、寂しさもありますが、クラスメイトの顔が見られて話すことがで…
無期限のコロナ禍で私たちが記憶に刻むこと

無期限のコロナ禍で私たちが記憶に刻むこと

立教生活二年目の年は、一年間の半分も学校で過ごすことができなかった。一学期は日本で過ごし、二学期はなんとか学校へ帰ることができた。オンライン、ソーシャルディスタンス、バブル。こんな形に変化した立教もあるんだ、最初は新鮮に感じた。 コロナウイルスが私達にもたらした変化は決して期限付きの…