あなたはあなた

あなたはあなた

「あなたはあなたでいいんだよ。」 この言葉は僕が4年生の時、母に言われた大切な言葉です。 そのころの僕は、テストがうまくいかなかったり、先生にしかられたりして自信をなくしていました。それに比べて、となりの席の友達は、人気者で何でもできていました。僕が 「友達のように人気者で失敗しないように…
自分を変えた大きな一言

自分を変えた大きな一言

「人は見た目で判断してはいけない。」 その言葉を聞いたとき、まるで、頭の中の僕の中の今までの考え方が一瞬にして新しくなってしまった気がしました。自分がこの一言で、大きく成長するとは思っていませんでした。それから決して忘れられない言葉になりました。 4年生の日のことでした。僕は母と一緒にスーパ…
「満足な思い出をくれたアウティング」

「満足な思い出をくれたアウティング」

 今回は、小学生最後のアウティングでした。そう思うと、悲しくなります。その前の日はすごくわくわくしていました。 最初は何と、マダムタッソーに行きました。そこに入ってみると、「うそ、本物の有名人がいる。」と思って、よく見てみると、実は蝋人形でした。ここは、たくさん有名な人の蝋人形が置いてある場所でした…
「カウントダウン」

「カウントダウン」

三学期が始まって最上級生になった。全然実感がなかった。少ないときには後輩が二人しかいなかった私が、いつの間にか先輩を持たない学年にまでなって、アコライトにまで任命され、同学年の子がテーブルマスターをしている。三学期になって何もかもに違和感があり少し戸惑っていた。でも新鮮でもあった。 例年通り三…
「英語についての今年の目標」

「英語についての今年の目標」

 私は英語が好きです。そして英語を使って海外の方々とコミュニケーションをとることが好きです。決して英語が得意というわけではありませんが、英語を話すことに抵抗はありません。それは幼いころから海外の方々と交流することが多かったからではないかと思います。  英語が好きということは小学校の頃から変わり…
ラストアウティング

ラストアウティング

 私にとって最後のアウティングとしてロンドンのマダムタッソーとミュージカルを観に行きました。  最初に行ったマダムタッソーは、日本のお台場にもある人形館で、ずっと行きたいと思っていたのに、まさか本家に先に行けるとは思っていなかったので、行く前から昂奮していました。中に入ると、別世界のようにキラ…
「ラストの始まり」

「ラストの始まり」

 高校3年生が学校にいないとこんなにも静かになるのかと思うくらい、しんと静まり返った立教。最高学年という実感もあまりわかないまま、とうとう高2の3学期が始まってしまった。私たちが立教生として行う行事も今学期からは一つ一つがラストになる。  そんな3学期が始まって1週間経った週末、カルタ大会に続…
初めてのアウティング

初めてのアウティング

 立教英国学院に入学して、初めてのアウティングに行った。行く前は、どこに行くのかもうっすらとしか聞けなくて、色々心配だった。しかし、当日になってみんながワクワクしている様子を見て、私も楽しみに思った。  バスに乗って、ロンドンに着いた。バスを降りると、おしゃれで明るい町の雰囲気を感じた。班の友…
「超ネガティブ人間」

「超ネガティブ人間」

 2016年、特に高校2年生になってから自分はとても変わったなと思う。多分他の人にはわからないし、自分自身それが良いことなのかもわからない。  その変わったところというのは、考え方や性格だ。高2になって生徒会など責任あることをするようになったせいか、勉強面、生活面などの細かいところを意識して行…
「親しい友」

「親しい友」

 この学校でできる親友は一味違う。私達はこの学校で1年の3分の2を過ごし、共に生活する。いわば、24時間、常に周りに友人がいるのだ。長い時間共に過ごせば、友人の本当の顔を知ることも多い。笑いあったりふざけたり、ぶつかりあうことだってたまにではない。けれど、だからこそこの学校で出会い仲良くなった親友と…