UCLワークショップ「英語はツールだ」

UCLワークショップ「英語はツールだ」

 このワークショップの開催を知ったときどうしても参加したい。そう思い、選考の作文で「必ずや立教生として活躍します。」と思いをこめて記した。その強い思いが功を奏したのか選ばれ参加することができた。受験生が、と思う人もたくさんいただろうが、きっと何かがある。何かが変わる。どうしても、と強く思った。自然に…
ケンブリッジ大学サイエンスワークショップ「ブリーフィング・ウィークエンド」

ケンブリッジ大学サイエンスワークショップ「ブリーフィング・ウィークエンド」

「もうすぐ来るな。」 「そうだな。」 同じような会話を繰り返しながら、僕は玉井君にずっとくっついて歩いていた。 もうすぐ大勢の外国人が来る。こうして英語が堪能な玉井君の近くにいれば、絶対に大丈夫だ。そんな思いからの行動だった。あわよくばこのまま最後まで・・・とも思っていたが、そう上手くはい…
ぼくの夏休み

ぼくの夏休み

 ぼくは今年の五月、帰省をせずホームステイに挑戦したため、夏休みに家に帰れる事を去年よりも楽しみにしていた。 そう、本当に待ちに待ったという感じだった。  僕が何よりも楽しみにしていたのは、祖父母が再び犬を飼い始め、その犬に会える事だった。昨年ラブラドールの ブレンディが老衰で亡くなっ…
京都大学サイエンスワークショップ「トウガラシの辛さ」

京都大学サイエンスワークショップ「トウガラシの辛さ」

この夏休み、僕は京都で Japan-UK-Young Scientist Workshop というものに参加した。 これは京都大学が主催しているワークショップで、日本と英国の高校生が大学の研究室で一緒に実験をするというものだ。 僕が参加したグループは有機化学でテーマはハバネロからカプサイシン…
夏の風物詩

夏の風物詩

 七月下旬、母とミュージカルを見に行った。普段は一人で歩く道だが、母がいたので音楽は聞かず、話しながら歩いた。 家を出たばかりなのに、既に母の鼻の頭から雫が垂れていた。三十度を悠に超える猛暑日。日傘を差しても尚、全身から汗が吹き出た。  駅まで徒歩二十分。その間母と私はとりとめのない話をして…
ラストサマー

ラストサマー

高3の夏休み。それは、高校生活最後の夏であり、受験の天王山である。一日中、好きなことをしてたくさん遊んでいたあの高2の夏休みから1年が経ち、今、僕は人生で最大の岐路に立たされている。今年4月に僕はとうとう高校生活のラストイヤーを迎えた。いわば、受験シーズンだ。 このシーズン前半、僕は自分が受験…
ボランティア

ボランティア

"思いだけでは人を救うことはできない。" これはある大学のパンフレットの中でボランティアに参加した学生が言っていた言葉だ。オリエンテーションの時にその学校の教授から、 「あなたは彼らのために何ができますか。」 と聞かれ、 「何ができるかはわからないけど、彼らを思う気持ちはあります。」 と答…
笑い

笑い

今年は戦後70周年の節目の年で、多くの報道機関で、特攻隊、硫黄島の戦い、広島・長崎の原爆投下など様々な特集が組まれていました。その中で、私は初めて「わらわし隊」の存在を耳にし、同時に「笑い」の持つ無限のパワーに驚かされました。 「わらわし隊」は吉本興業と朝日新聞社が共同で、日中戦争勃発後中国大…
UCLワークショップ「考え方が多様になるという経験」

UCLワークショップ「考え方が多様になるという経験」

私が今回参加した、UCL‐Japan Young Challengeは、8日間という短い期間でしたが、とても内容の濃いものでした。 数々のイベントがありましたが、私はその中でも、3日目に行われた、プレゼンテーションとディスカッションが一番印象に残っています。そこには、英国の学校に通う海外の学生…