先輩後輩とは実に不思議な関係である。歳は少ししか離れていないのに、話しているだけで安心したり、自分にはない意見を持っていたりする。
今学期から先輩がいなくなってしまった。2学期の終業式の後には心にぽっかりと穴が空いたような気持ちだった。立教生活において先輩の存在は重要だった。いつも食事の席で私のことを笑わせてくれたのは先輩だった。バドミントンのペアも先輩だった。バスケットボール部でも毎日先輩とシュート練などをしていた。私が落ち込んだときに、励ましてくれたのもやっぱり先輩だった。
もう先輩がいない以上、私達が後輩を引っ張っていかなければいけない。正直、私の大好きな先輩みたいになれるかなんてわからないし、自信があるわけでもない。でも、残りの立教生活を充実させるためにも後輩との絡みは重要なので、たくさん関わっていこうと思う。
私達高校2年生が来年度2学期の終業式を迎えるとき、どれくらいの後輩が泣いてくれるだろう。それは今からの自分次第だと思う。これからのモットーは、後輩と仲良く!後輩に慕われて尊敬されるような先輩になることだ。この思いを忘れず、残りの立教生活を過ごしたい。
(高等部2年生 女子)