家に帰る少し前、母から妹の合格通知が届いたよと言われました。私は、正直驚きました。なぜなら妹は、大のゲーム好きで、一日中携帯を使っているにも関わらず、この学校を選んだからです。
妹に理由を聞くと「両親と離れられるから。」と言っていました。
私も、最初に入った頃はそう思っていました。しかし、いざ来てみると、小テストなどが悪いと先生に怒られ、家にいる時とあまり変わらなかった気がします。しかし流石に4年目となると、最初は両親と離れせいせいしていたのに、少し淋しいなと思ったりもします。そう学校では思うのに、家に帰ったら帰ったで、空港について最初に言われた言葉が
「成績どうだった?」
いやいや待てよ母よ・・・。3ヶ月ぶりに帰ってきた娘に最初にそれを言いますか。
「おかえり」とか「元気だった?」とかではないんですかね。そんなことをしていると、学校の方が楽しいのではと思います。
しかし、帰る前日の夜中に目を覚まし、リュックの中を確かめていると、手紙が入っていました。それは、父からのカードでした。普段父は忙しくあまり会えずにいましたが、私のことをちゃんと忘れないでいてくれたんだと思いました。
それを私は学校に持って来ているわけですが、学期の始めそれを胸に頑張って学校生活に取り組みたいと思います。
(高等部1年生 女子)