七月四日、僕たちはノーベル物理学賞を授与された梶田先生の話をロンドン日本大使館で聞きました。ただその日に話を聞くだけでは話の内容が良くわからないと思い、僕たちは梶田さんがノーベル物理学賞を授与されたスーパーカミオカンデとニュートリノについて調べることにしました。
正直に言って調べる前はどうせ話が難しすぎて調べても面白くないし、話を聞くという貴重な体験ができれば良いやと思っていました。しかし、調べ始めてみると、深くまで完全には理解はできませんが図やグラフでわかりやすく説明されていて、段々興味が出てきて早く質問などをして深く知りたいと思うようになりました。
当日は夕方から講演が始まりました。事前学習のおかげで、図やグラフ、専門用語など、英語での説明ではありましたが、見たことのある図やグラフが多かったので内容を理解することができました。また梶田先生の講演のあとには交流を深める時間があり、その時間で僕たちは梶田先生や梶田先生とともに研究をしている香取先生に質問をしました。梶田先生はほかの人からも質問されていたので、途中から香取先生が質問に答えてくれました。香取先生はとても話しやすい方で気軽に質問できたので小さな疑問でも質問することができました。
ノーベル物理学賞を授与された方の話を聞いたり、その関係者に直接質問をすることは滅多にする事ができないのでとても貴重な体験ができました。
僕は先学期物理であまり良い成績を取ることができず、どうしようか悩んでいましたが、香取先生に物理はできるかどうかではなく好きなら大丈夫、と言われたので来学期も物理をがんばろうと思いました。
(高等部2年生 男子)