私は英語が好きです。そして英語を使って海外の方々とコミュニケーションをとることが好きです。決して英語が得意というわけではありませんが、英語を話すことに抵抗はありません。それは幼いころから海外の方々と交流することが多かったからではないかと思います。
英語が好きということは小学校の頃から変わりませんが、英語に対する考え方は学年が上がっていくたびに変わってきています。特に印象に残っているのは、中学3年生の夏に参加したカナダ語学研修です。親の付き添いなしで海外に行くことは初めてで、今まで何回も通ったことのある税関で緊張したことを今でも覚えています。カナダでの生活は初めてのことばかりで新鮮でとても楽しく過ごせました。後悔する場面は何回もありました。思ったことをすぐ言葉にしてレスポンスすることができませんでした。話したい話題が頭の中に何個も浮かんでいるのに、相手が何を話しているのか理解できているのに、自分のボキャブラリー不足で話が途切れ、後悔したことが何度もありました。それで、英語が得意でなくても英会話ができればよいという考え方に変わりました。せっかく海外の方と話す機会があるのに、自分の言葉が詰まって話が途切れてしまうのはもったいないと思ったのです。それから、こういう時は英語で何というのかなとよく考えるようになりました。
この学校に来てから英語に触れる機会が増えたことで、英検2級やKET、PETに合格することができました。そしてなによりもそれが自信につながっています。今年はそれをもっと活かして、英検準1級などにも挑戦したいと思います。
(高等部2年生 女子)