今回の休みは今までの休みの中でもトップクラスに充実した休みだったと思う。
それにはいくつかの理由があるが、一番は、サッカーをしたこと。何が良かったかというと、現地の人と本気で立教よりも高いレベルのサッカーができたということ。中3の3学期にイギリスに来て以来、周りを含め高いレベルでサッカーを一度もしていなかった。立教でもこのぐらいしっかりしたサッカーができればもっと楽しいのになと思った。この休みでサッカーに対する不満は解消できたと思う。
そこで手に入れたものは経験だけではない。新しい仲間も手にした。彼らはインターナショナルスクールに通っている、サッカーのできる日本人だった。彼らは立教生がすることのない経験をたくさんしていて、それらの話は新鮮で面白い。彼らとは何回もサッカーをした。とにかく楽しかった。何回も「もったいないな」と言われた。「もっとしっかりサッカーやっていればな」と。確かに自分でもそう思うときはある。
でも、立教で得たものもそれなりに大きい。イギリスに来て、立教に入る選択をした自分を振り返ると、サッカーより大切なものがあると思って入ったのだろうと思う。でもまだはっきりとわかっていない。それを見つけるのが3学期の課題である。
(高等部2年生 男子)