残りの立教生活もあと2日で終わる。私は高校1年生の2学期に入学したので立教生活はちょうど2年である。この2年間で私は多くのことを自分のクラスから学ぶことができた。もちろん高校1年生の時も十分楽しくて、思い出もたくさんある。しかし、クラス替えをしてからの方がより濃くて、クラスが1つになれたと思う。まずクラスが団結した一番のきっかけはオープンデイだったと思う。1組では揉め事は何一つ起こらずにオープンデイを終えられた。また準備期間前からもクラスの半分以上の人が教室に集まって、裏紙貼りや下線引きを楽しくできた。これが当たり前のことだと普通に思っていたら、そんなことはまったくないということを他のクラスから聞いて、1組の仲の良さを改めて知ることができた。これも全部学級委員が頑張ってくれたおかげだと思っている。
高校3年生になってからは行事がほとんどなくなって、勉強だらけの毎日になった。でも1組では笑顔が絶えなかったと思う。ちょっとした時間でも教室が静かになる事はほとんどなくて、毎日楽しかった。そんなみんなと、あと2日後にはお別れして会えなくなると思うと、寂しくて悲しくてたまらなくなる。他愛もない話で笑い、ふざけあっていた日々が、今思うとどれほど貴重だったか思い知らされている。
最後に。他の学校とは違って寮という限られた狭い空間で2年間生活して、より濃い学校生活を送ったことは、これからも絶対忘れないと思う。そしてこの楽しかった思い出を大事にしたい。
(高等部3年生 女子)