私は今年の球技大会でも、去年に引き続きソフトボールを選び、出場しました。
去年のチームでは、私は下の学年で練習も先輩がメインで教えて下さり、ただそれについて行っているだけでした。しかし、今年は高2になり、チームにも高3が1人しかいなかったため、自分たちが後輩たちを引っ張って行く立場になっていました。もともと私は積極的に声をかけられる性格ではなかったので、初めは心細く、キャプテンに全部任せたままで、何一つサポートできていませんでした。ですが、だんだん練習しているうちに、チームの雰囲気にも慣れてきて、声をかけ合ったり、アドバイスをし合ったりすることが増えていきました。そして本番当日、全体競技から始まり、私たちミントチームは、ペア競技もリレーも負けてしまいました。それもあって、普段よりも余計に緊張しました。試合が始まり、最初の方は寒かったため、体が思うように動かず大変でした。ですが、仲間が良いボールを打ったり、良い連携をとれたりしているうちにだんだん熱くなっていき、寒さのことはすっかり忘れて夢中になっていました。誰かがミスをしても「ドンマイ!」や「大丈夫!」などの明るい声かけをして、とても雰囲気が良かったため、みんなの調子も上がり、午前の試合は勝つことができました。午後の試合でもチームで協力し、練習の成果を出しきることができました。途中、少し悪い流れになってしまいましたが、キャプテンをはじめ、みんなで励まし合えたおかげで良い流れを取り戻すことができました。結果、午後の試合も勝つことができました。全体としてはミントチームは負けてしまいましたが、私はすごく楽しかったです。来年は最上級学年になるので、私も後輩から頼ってもらえるような先輩になれるように頑張りたいです。
(高等部2年生 女子)