念願の留学が実現しました。
ミレースクールへの留学は、世界で活躍するという、私の将来の夢への第一歩になると思い、胸がときめきました。
この留学は、一人で英人の家庭にホームステイをするので、本当に英語に囲まれた時間をもつことができます。ホームステイ中は、「一語でも多く話したり聞いたりしよう。」「英国のふつうの暮らしを満喫しよう。」「英人の友達を作ろう。」と心に決め、ミレースクールに向かいました。
ミレースクールの授業は、私にはとても新鮮でした。先生に自分の意見を言ったり、生徒同士での話し合いの時間が沢山設けられていました。英語の授業では、生徒達が、ミステリーやホラーの物語をそれぞれ作成し、自分が作成した物語の構成などを他の生徒達と説明し合っていました。
私が最も興味を持った授業は、ミュージカルの授業です。ミュージカルの授業では、「シカゴ」や「アニー」などの練習をしていました。生徒がいくつかのグループに分かれ、場面作りや演技、ダンス創作、歌の練習をし、演出と役者の勉強をします。先生もグループに沢山のアドバイスをして指導なさっていました。私達立教生は、その授業中、見学をしていましたが、私も参加したくてたまらなかったです。そして、そのミュージカルの授業にも試験があると聞いて、さすがミュージカルの本場の国だなと思いました。
日本語の授業では、立教生が、日本の学校の制度や規則、お菓子、文房具、漢数字、手遊び歌など、日本の文化についてプレゼンテーションをしました。日本に興味がわいて楽しめる内容になるようプレゼンテーションの仕方を考え、ミレースクールの生徒達と漢数字や日本語を使った会話を一緒に練習しました。ミレースクールの生徒達はキラキラした顔で話を聞いてくれましたし、文房具を紹介した時にはとても盛り上がりました。私は嬉しかったですし、プレゼンテーションにも自信がつきました。特に電子辞書は、初めて見たという人が多く、日本のハイテク機器が誇らしかったです。
日本語での会話を練習する時間には、英国の映画やドラマのこと、家族のことなど、簡単な日本語ですが笑顔で積極的に話してくれて、通じ合うことができました。
ホームステイ先の家族は、私を温かく迎えてくれて、ジョーク混じりの楽しい会話が途切れることがありませんでした。休日や放課後には、バディとダンスを習いに行ったり、友達の家に招待してもらったりと、ミレースクール以外の外国人の方とも触れ合うことができました。
一週間の留学を通して、言語や文化の異なる人間同士が理解しあうことの素晴らしさ、大切さを改めて感じました。これからも英語力を上達させて、もっと深く分かり合いたいです。この幸せで貴重な留学を支えてくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいになりました。ありがとうございました。
(高等部1年生 女子)