貴重な体験

貴重な体験

 今年の夏休み、私は色々な場所に行きました。その中でも特に楽しかったのは、京都への旅行です。京都では、送り火というものをみました。送り火とは、お盆の8月16日に行われる京都の恒例行事です。あの世へ帰る祖先の霊魂を送るために「大文字、船形、左大文字、妙法、鳥居形」の5つの文字があり、京都の6つの山々に、火によって文字がうつし出されます。

 私は、この旅ではじめて送り火というものを実際に見ました。テレビや写真でよく見ていたので、送り火を見に行けると知ったときは、とても嬉しかったです。ですが、当日、送り火が始まる30分前から大雨が降ってしまいました。雨のせいできっと中止になってしまうのだろうと思いましたが、何とか予約していたタクシーで見ることができました。時間の問題で、すべてを見ることはできませんでしたが、今回見ることができた4つの送り火は、大雨にも負けず迫力がありました。また来年も見に行きたいです。

 その他にも、銀閣寺へ行きました。銀閣寺に行くのは、2回目なのですが、コロナ前に行ったので全然覚えていませんでした。久しぶりに訪れてみると「銀閣寺って京都らしいな」と思いました。金閣寺にも長い間行っていないので、今度京都に行ったときには金閣寺も見に行きたいです。他にも、買い物がしやすかったり、遊べる場所も多かったり、「京都っていい場所だな」と思いました。

 今年の夏休みは、送り火を見るという貴重な体験ができたので嬉しかったです。日本の夏を満喫できた夏休みでした!
(中学部1年女子)