肌で感じたロンドンの魅力

肌で感じたロンドンの魅力

 今回のアウティングではロンドン市内を周り、ナショナル・ギャラリーとレ・ミゼラブルの演劇を鑑賞した。

 友達がロンドンについて詳しく、Barbourなどのイギリス発祥のブランドを見て回り、また、ご飯を楽しんだ。特にご飯について、世界中の料理が一つの地区にまとまっていることに一種の感動を覚えた。イギリスらしさこそなかったものの、グローバル化に伴う食事の拡大について肌で感じることができ良い体験だった。

 街を散策すると、レンガ造りの建物の連なりや建築構造にロンドンらしさを感じることができ、Historyでも学んでいるイギリス史からも町並みの知識を活用することができた。

 また、ナショナル・ギャラリーでは世界の傑作が多く展示されており、写真ではなく直接見ることによる感動が多くあった。特にゴッホ作の「ひまわり」はいつかひと目でも見たかった絵なので立ち止まってゆっくりじっくり鑑賞し、感動を味わうことができた。

 レ・ミゼラブルの演劇は今までのどの演劇よりも迫力があり、且つ光の調整の仕方、立体感がとても印象的であった。世界の中心で上演される劇はやはり素晴らしいものであった。映画さながらの迫力で飽きることなく楽しめ、最高の経験となった。

 今回、人生で初めてロンドンを散策したが、半日ではとても回りきれない街だったのでまたロンドンに訪れ、散策の続きをしたい。その時にみんなとの思い出を振り返りながら、個人的にも大事な街の一つとして街巡りができたらと思う。
(高等部2年生 男子)