「体育祭を終えて」~体育祭実行委員長と大キャプテンが振り返る~

「体育祭を終えて」~体育祭実行委員長と大キャプテンが振り返る~ 「体育祭を終えて」~体育祭実行委員長と大キャプテンが振り返る~ 「体育祭を終えて」~体育祭実行委員長と大キャプテンが振り返る~

今年の体育祭は、実行委員長、実行委員、大キャプテン中心に、とても想いのこもったものとなりました。特に、開会式での、大キャプテン4名による選手宣誓は、校長先生が「歴代最高!」と絶賛するほど、正々堂々、美しいものでした。

以下、それぞれの生徒の感想です。

体育祭実行委員長という立場で体育祭の主軸になったことで、いろいろなことを学びました。今回は体育祭の当日の話ではなく、体育祭の前と後を話したいと思います。体育祭というたった1日のために僕たちはたくさんの準備をしてきました。競技内容、チーム決め、当日の流れなど様々なことを2ヶ月かけて考えました。これだけを聞くと大変だと思う人がほとんどだと思います。チームを決める際、色んな人からの否定や、文句。応援合戦の時間などの文句。準備の中でたくさん嫌なことを言われました。こんなことばかりでは僕もやる気を失っていたかもしれません。しかし、僕の周りには最高の仲間がいました。同じ高3保健体育科の先生方。僕はこのいろんなことを助けてくれる最高の仲間のお陰で最後までやり切ることができました。体育祭当日は、ほんの一瞬で終わりました。個人的にはうまく行ったかなと思っています。体育祭を終えて、僕は絆というものを感じました。競技で見せてくれた学年関係なく一緒に頑張る姿を見てこれが絆だなと思いました。正直、僕だけでは今回の体育祭は出来ていなかったと思います。色々と手助けしてくださった先生方。チームをまとめてくれたり、仕事を手伝ってくれた大キャプ、高3のみんな。もちろん先生や大キャプや高3のみんなにはすごく感謝しています。でも僕が一番感謝しているのはやっぱり高3の実行委員です。僕のわがままを素直に聞いてくれて仕事を最後まで手伝ってくれました。本当に感謝してるし、この4人で出来て本当に最高でした。

最後に、体育祭とはなにか。それはただのスポーツ大会ではありません。みんなで力を合わせて何かを達成するために努力する。学年関係なく絆というものを結んでいく。誰かと助け合っていく。誰かと一緒に挑戦していく。誰かを信頼する。みんなを引っ張っていく。全てが絆という一つの文字に繋がるんだなと感じました。僕は最高のメンバーで最高の体育祭ができて本当に良かったです。(高校3年生 体育祭実行委員長)

体育祭の大キャプテンを務めることは、とても充実した経験でした。まず、チームの一体感を感じられたことが大きな収穫でした。みんなが協力して演技や応援の準備に取り組み、優勝という目標に向かって戮力協心する姿を見ることができました。その結果、本番では唯一無二のパフォーマンスを披露することができ、みんなで楽しむことができました。また、リーダーシップや組織力を養う貴重な機会でもありました。応援の練習時などチームのメンバーと連携を取りながら、様々な面でリーダーシップを発揮する必要がありました。その中で、チームをまとめる喜びや、難しさ、責任感を感じることができました。最後に、体育祭の大キャプテンを務めることは挑戦的でありながらも非常に楽しく、充実した経験でした。チームワークやリーダーシップ、コミュニケーション能力など、様々なスキルを向上させることができたことは、私にとって大きな成長の機会でした。(高校3年生男子 ピンクチーム大キャプテン)

私が今回ピンクチームの大キャプテンを務めることを決意したのは、昨年の大キャプテンの一人に憧れたからです。私は大キャプテンとしてできるだけ多くの人が楽しめるようなものにするという目標をもちました。応援合戦の練習では、ピンクチームのみんなと協力できました。特に、相方の大キャプテンはすごく頼もしくて、たくさん助け合えました。そして体育祭当日、彼のように一生懸命に、それだけでなく楽しみ、自分の出場種目、応援合戦、他の種目の応援など、全部を頑張ることができました。結果は惜しくも10点差で黄色に敗れてしまいましたが、閉会式のときに、たくさんの生徒が楽しかったかという質問に手を上げていて、すごく嬉しかったです。先生方、スタッフの方、他にもたくさんの生徒に協力していただいて、本当に楽しかったです。大キャプをやってよかったと心の底から思いました。(高校3年生女子 ピンクチーム大キャプテン)

自分は最後の体育祭を普通の生徒としての立場ではなく、全員をまとめる大キャプとして参加しました。先学期末に大キャプをやることが決まってから休み中も大キャプ同士話し合い、どのようにしたら今までにないような体育祭を作れるか試行錯誤を繰り返していました。実際に体育祭が終わった今、果たして自分たちが新しく行った取り組みや競技などがうまくいったかはわからないが、個人的にやりたいことも実践できたし、優勝もできたので後悔のない結果になってよかったです。人生最後の体育祭を自分たちの個性を存分に発揮できて、この大キャプ4人でしか作れない体育祭を作り上げられたのは一生の思い出になると思います。
まじさいこー!(高校3年生男子 イエローチーム大キャプテン)

最後の体育祭。

幸せ。これに尽きる体育祭だったと思います。高校最後の体育祭でしたが、年をとっても記憶に残る最高な1日でした。大キャプテンになるにあたって、私も百人弱を率いることが初めての試みで不安や焦燥感に駆られたりなど、上手に立ち回れないことが多くありました。それでも、一週間をかけて、黄色チーム一団となって応援合戦を作り上げるのは非常に楽しかったですし、参加した種目の球技でも大キャプテンとして勝つことはもちろんのこと、楽しむことを前提として闘いました。しかし、最高の体育祭を作り上げたのは他でもなく、敵味方両方のチームが全力で体育祭に参加したことが影響していると思います。仲間からの励ましや応援が私たちの原動力となり、体育祭が一生記憶に残るものとなりました。いつか機会があれば同じような舞台に立ち、最高なものを作りあげたいです。(高校3年生女子 イエローチーム大キャプテン)