高1生の冬休み(その6)

高1生の冬休み(その6)

 私は冬休みの間はイギリスで過ごしていました。学校が終わって休みが始まると緊張が一気に解けて、一週間ぐらいは家でダラダラと怠惰な生活をしていました。一ヶ月のうちの一週間をダラダラとしているとあとの二週間はあっという間に過ぎ去ることを体験した冬休みでした。やり残したことがたくさんあるので次の春休みは有意義に使いたいです。

 冬休みはいっぱい観光に行こう!と計画していたのですが結局行けたのはナショナル・ギャラリーだけでした。コロナの影響で行くのに躊躇したというのもあるのですが、結局はそれを理由にして全く動こうとしなかった私が怠惰でした。でもナショナル・ギャラリーは行ってみてすごく面白くて知っている作品もたくさんあったので行けてよかったと思います。次は大英博物館とアーサー王の墓があるとされているグラストンベリーに行ってみたいです。

 勉強も初めの方から細々と続けてきたのですが、本腰を入れるのが遅すぎました。気がついたときには二週間前、一週間前…と時間がどんどん過ぎていき、学校が始まってしまいました。計画性ってとても大事なことなんですね。

そして、冬休みの中でもお正月が我が家の中で結構重大なイベントでした。いつもだったら日本で祖母の家に親戚全員集まってご飯を食べたりするのですが、今年は私と父だけで過ごす少し寂しいお正月でした。またイギリスだと九時間も時差があるので夕方ぐらいには日本が新年で紅白も終わってしまうのでまだ明るいうちに見るのは新鮮でした。

 今回は時間の使い方と日本にいるかイギリスに居るかの違いを経験した冬休みでした。特に時間の使い方は痛い思いをしたので次の春休みは気をつけます。

(高等部1年女子)