春期休暇

春期休暇

今回の春期休暇はいつもと違う。三学期の初めには全く想像もしていなかったような退屈な日々。特別補習が終わる頃には本当に日本に無事に帰れるかさえ怪しい状況だった。 正直、最初はそんなにやばいの?とか、そんなに大袈裟にする事?と思っていた。しかし、空港に行ってみると普段はマスク習慣のない英…
<春休み>

<春休み>

2020年は、高校生活最後の年で、高校を卒業したら日本に本帰国するので英国で暮らすのも最後の年になります。春休み前から湖水地方に行く計画など、親が立教から戻るわたしのために楽しい予定をたくさん立ててくれていたのに、全部行けなくなってしまってとても残念です。イギリス観光してから帰国したい気持ちがすごく…
春休みの出来事

春休みの出来事

私は春休みが始まる前にケンブリッジ研修に行っていました。そこではとても充実した日々を過ごしていましたが、ケンブリッジ研修が始まる前から流行っていたコロナウイルスが大変なことになっているという話がされていました。私はまだそのコロナウイルスのことを危険視していませんでした。 しかし、ケン…
春休み

春休み

この春休みを端的に言うと、「当たり前」はないということを学んだ休みだった。 先学期の最後の方から確かにコロナウイルスは猛威を振るっていたが、四月になれば立教に帰れて、みんなとの日常を過ごせると思っていた。だから三月にみんなと別れた時に発した言葉は「また四月ね。」だった。そのため、春休…
退屈ってツラい

退屈ってツラい

四月二十六日。今日もあっけなく一日は過ぎてゆく。本来なら今頃春休みを終え、高校三年生の一学期を迎えているはずだった。しかし実際には、不要不急の外出を避け自宅で過ごす日々を送っている。私達から日常を奪い、世界中をも不況に陥らせている新型コロナウイルス。それは丁度SARSが流行した二〇〇二年に生まれた私…
春休み

春休み

私はこの春休み、コロナウイルスのため自粛しており、たまにする散歩以外はほとんど家で過ごした。その中で、私が海外に住むからこそ思ったことがおもに2つある。ひとつは家と学校が海を挟んでいることから感じた危機感で、もうひとつは差別という点だ。 私が住んでいるチェコ共和国は、3月12日に他国…
stay home

stay home

自身の手で文字を書かない作文は初めてだ。それだけじゃない、画面越しに行われる授業も初めての体験だ。コンピューターの使い方に戸惑いつつも、新しいスタイルに新鮮だなと感じている。 私の春休みは、まるで出口のない迷路にいるような休みだった。その迷路は休みが終わった今も続いているように感じる…
春休みの思い出

春休みの思い出

私はずっと、春休みになれば日本に本帰国してみんなと遊べると楽しみにしていました。 しかしその夢は、今社会問題となっている新型コロナウイルスによって叶うことが出来ませんでした。4月末に予定していた本帰国のKLMフライトがキャンセルになってから、4月16日発のロンドン経由に変更したのですが、スウェ…
春休み

春休み

この春休み中に起こった、新型コロナウイルスという歴史を大きく動かす出来事が、僕の、私たちのこの世代に多大な影響を及ぼすことには間違いないだろう。そして、なぜかわからないが、私たちの世代というのは幸か不幸かいろいろなことが変化するという波乱万丈の世代といっても過言ではない気がする。いま、その私たちの前…
新たな想い

新たな想い

私はこの四月で高校三年生になった。二ヶ月後には十八歳、急に背筋が伸びる思いがする。そんな今、世界はコロナウイルスの影響により大きな恐怖と不安を経験している。でも、報道されるのは悪いニュースばかりではない。英国での生活を始めた頃から、私の中には日本と世界を繋ぐような人になりたいという漠然とした想いがあ…