劣等感

劣等感

高1の2学期、バスケットボール部の最後の試合が終わり先輩たちが引退した。自分はその試合に出られなかった。理由は単純、下手だったから。 僕は立教に入って初めてバスケットボールをした。今までバスケットボールなんてしたことはなかったし、体育でも避けていたほどだった。しかも同じ学年の2人はゴリゴリの経験者…
司会パンフレット

司会パンフレット

今学期は司会パンフレットの活動が先学期よりも多かった。今学期の1番の大仕事はオープンデイのパンフレット作りだったと思う。私は高校1年生の時から司会パンフレット係ではなかったので、パンフレットを作る仕事は今回が初めてだった。パンフレットはオープンデイに来てくださったお客さんや全校生徒など、多くの人のも…
新生活を始めて

新生活を始めて

日本を離れ、期待と不安を胸に一方踏み出したあの日から、もう1ヵ月以上経ったのかと思うと、月日が流れるスピードの速さを感じます。少しずつこの学校での生活に慣れてきたところで1ヵ月前のことを振り返ろうと思います。 正直、この学校に来た日は、ずっと家に帰りたい気持ちと早く慣れようとする気持ちとの葛藤でし…
高校2年生

高校2年生

2学期は私にとってとても忙しく、あっと言う間に時が過ぎていく。それと同時に私たちの役目が終わっていく。高校3年生になってもいろいろ仕事はあるが、高校2年生での委員会や係本部などとはまた違ったものだ。高校1年生は下から支える立場であって、また違っていた。高校2年生はそれだけ重要な学年である。 私は中…
様々な経験

様々な経験

今年の夏、私は非常に大きな影響を受けることとなるプログラムに参加することができた。それはUCLに行き、様々な授業をUCLの教授や起業家などから受けるというものだった。 もちろん授業は英語で行われるため、知識とともに英語を学べるという一石二鳥のものだ。 プログラム初日はヒースロー空港から始まっ…
オープンデイを終えて

オープンデイを終えて

オープンデイを終えてまず思ったことは「やっと終わった、意外とアリかも」でした。 オープンデイは揉めると元メンや先輩から散々聞かされ大きな不安と進まない気持ちで始まった準備期間。初日からあまり上手くいかず、「ああ、これは確実に面倒くさいことになるぞ」と思っていました。一日中朝から晩まで毎日、塗っ…
オックスフォードで1日を

オックスフォードで1日を

窓の外の景色を眺めていた。古いけれどどことなく威厳のある街並み。いや、古いからこそ、か。 これがあのテレビの画面越しでしか見たことなかったオックスフォード。 1年前フィリピンのソファーでゴロゴロしていた私には考えられないところまで来てしまったな、と改めてイギリスに住んでいることに実感がわいた。 …
『ビリビリ1週間』

『ビリビリ1週間』

「今年のビリビリ賞は・・・ビリビリビリビリ。」 ドラムロールではなく聞こえてきたのはドラムロールの代わりにビリビリという生徒会役員の先輩の声だった。 "Stimulate Your Imagination"  スローガンに掲げられたこの言葉から作られたビリビリ賞。張り詰めた空気を和らげ…
2017 Cambridge UK-Japan Young Scientist Workshop体験記②

2017 Cambridge UK-Japan Young Scientist Workshop体験記②

「質問をしろよ。」 おそらく、このケンブリッジのワークショップで一番聞かされた言葉だろう。僕は普段、人の話を聞き、質問をするタイプではない。きっとどこかで、いや意識して「誰かがやってくれる。」と、人任せにしていただろう。もちろん今回もそのつもりだった。 だが、そんな簡単に事は進まなか…
2017 Cambridge UK-Japan Young Scientist Workshop体験記①

2017 Cambridge UK-Japan Young Scientist Workshop体験記①

この夏、僕は新たな挑戦に足を踏み込んだ。それは、ケンブリッジカレッジのサイエンスワークショップに参加したことだ。僕は、キイロショウジョウバエの体細胞分裂について研究した。最初は、「楽しそう!」「この機会を逃がしたら、もったいない!」という前向きな気持ちだった。だが、始まる日が近づくにつれ、英語での研…