オランダの光の巨匠 ~マウリッツハイス美術館とフェルメール~

オランダの光の巨匠 ~マウリッツハイス美術館とフェルメール~

クリスマスが終わり、新年を迎える前のなんとなくソワソワした気分のある一日。オランダのデン・ハーグにあるマウリッツハイス美術館へ行きました。この美術館にはフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」という絵があり、たくさんの人がこの絵を見にここへやって来ます。 以前私がアムステルダム日本人学校の校外学習…
社会学習を通して

社会学習を通して

この春休み、私は父の勤めている会社でアルバイトをしました。朝早く起きて会社へ行き、いくつかの雑務をこなして夕方に帰る。そんな生活を二週間、過ごしました。 父が勤めているのは車の部品会社なので、いくつかの工場が隣接しています。アルバイト初日には工場見学もあり、様々な機械がせわしなく動いて部品を加…
寮生活の魔法

寮生活の魔法

私は高2の1学期のハーフターム後からこの立教英国学院に入って、初めて寮生活が始まった。私は中途半端な時期に入ったから、同じタイミングに入った生徒もいなくて、始めは不安だったり、ドミトリーでなぜ知らない子と同じ部屋で寝ているのだろうと思ったこともあった。 しかし食事の席やフライデースポーツなど、今ま…
高等部3年生 卒業生スピーチ

高等部3年生 卒業生スピーチ

私がここ立教英国学院に入学したのは、中学二年生の時でした。一学期のハーフターム後という中途半端な時期に入ってきた私は、元からの人見知りがたたって、自分から生徒の輪に入ることができませんでした。そんな私を、生徒の輪の中に引っ張ってくれたのは、先輩方と四人の同級生でした。そのお陰で、私はだんだん他学年の…
高2の冬休みに  ー高3への決意ー

高2の冬休みに ー高3への決意ー

二学期の終業式、高三に別れを告げた。 私にとって高三との別れはとても辛く虚しいものだ。この学校に入学した当初から、私は今の高三にとてもお世話になっていた。部活、休み時間、食事の席、イベントごと、何をするのも高三と一緒だった。いつの間にか、高三のみなさんも自分を後輩というよりも、友達としてみてくれる…
二十世紀最大の画家 -ピカソの罠に気づいた時-

二十世紀最大の画家 -ピカソの罠に気づいた時-

今回、スペイン旅行に行き、たくさんのピカソの絵を見てきました。 最初に行ったのはピカソ美術館。その名の通り、ピカソの絵がたくさん鑑賞できる美術館です。そこでは、ピカソの絵が時系列に並んでおり、ピカソの絵の作風の変化が目に見えて分かるようになっています。 ピカソは美術の先生の父を持ち、小さいこ…
高二春期補習

高二春期補習

卒業終業礼拝も終了し、大部分の生徒が帰国してすっかり静かになった立教英国学院で、33名の生徒が引き続き生活をしています。春期休暇の特別補習に参加している高校二年生の生徒です。この補習は、大学受験に向けた基礎力を固めることを目標にしており、生徒は主要5科目15種類の授業から、自分に必要なものを自由に選…
アウティングの夜に気づいたこと

アウティングの夜に気づいたこと

ロンドンアウティングを通じて ロンドンに行ったのはこれで何回目だろうか?僕は、ロンドンから学校へと向かう帰りのコーチの中で、そんな事を考えていた。この季節の夜のイギリスは寒いため、僕はマフラーを首に巻き、窓から外を眺めていた。 学校に着き、シャワーを浴びて寝た。ドミトリーの仲間はすぐ寝てしまった…
ミレー・スクール交換留学:「どんなことも全力で楽しむ。」

ミレー・スクール交換留学:「どんなことも全力で楽しむ。」

「ミレーの生徒が一週間、立教に来る」 それは紛れもなく私にとって大きなことであり、緊張、不安、楽しさが入り混じっていた。私はペラペラ英語が話せるわけではないが小学校のころから習っていて心から英語が大好きだ。だからこそ今回のミレー交換留学も応募した。 私のバディーの子の名前はエロイス。来る前から名…
歌を支える

歌を支える

合唱コンクール。クラスメイトと試行錯誤しながら、自分達なりの世界を作り上げる。男子と女子が共に奏でるそのハーモニーは、とても美しい。 今回、私のクラスは「青いベンチ」という曲に挑戦することにした。この曲を一言で表すと「悲恋」だ。 「この声がかれるくらいに君に好きと言えばよかった。会いたくてし…