夏期休暇で得た貴重な経験  〜寒空のアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所〜

夏期休暇で得た貴重な経験 〜寒空のアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所〜

私は、今年の夏期休暇に北欧や東欧などの10カ国を旅行しました。オーストリアの壮大できらびやかなシェーンブルグ宮殿に魅了されたこと、スイスの澄み切った空気の中でアルプスをハイキングしたこと、チェコでホテルを探して父が街灯もない真っ暗な道を運転し続けたことなど、思い返すと旅の中で多くの感動やハプニングが…
〈Science Workshop in 東北〉東北、そしてイギリスの高校生からもらった刺激

〈Science Workshop in 東北〉東北、そしてイギリスの高校生からもらった刺激

私がこのワークショップに参加した主な理由は英語力のためだ。小さい頃から海外に住んでいて、そこで勉強してきた私は、英語が苦手というわけではない。しかし、英語なら誰にも負けない、と言えるほど自信があるわけではない。そのため、夏休みの間に日本で英国人と共に学べる機会があると知り、参加することにした。英語…
〈Science Workshop at Cambridge〉サイエンスワークショップに参加して

〈Science Workshop at Cambridge〉サイエンスワークショップに参加して

夏休み、楽しみにしていたサイエンスワークショップに参加した。サイエンスワークショップとは、世界トップクラスであるケンブリッジ大学の様々な分野の研究室にお邪魔して、研究を体験するものである。日本人と英国人の生徒がそれぞれ20人程度参加するため、文化交流の場にもなる。私はgenetic、遺伝についての研…
〈Briefing Weekend〉間違える事、質問をする事を恐れるな。

〈Briefing Weekend〉間違える事、質問をする事を恐れるな。

ケンブリッジ大学と東北大学で行われるサイエンスワークショップに向けて、イギリスの現地校から英国人生徒21名が立教英国学院に来て、立教生7名と、三日間プレワークショップを行いました。 その三日間は今まで経験したことのないような新鮮な日々でした。普段なら日本人生徒の笑い声で溢れている校舎に、耳を澄…
「限られた時間の中で」

「限られた時間の中で」

よく日常で使う言葉。 「もうこんな時間!」 「時間がない!」 しかしその言葉に大きな意味はない。 立教英国学院へ入学して1年以上が過ぎた。慣れる、とは言っても常にこの学校に流れる「時間」に振り回され、どこか慌ただしく、まるで支配されているようだなぁーーー改めて振り返るとそう感じる。何も思…
シャガールの絵に込められた「意味」と「想い」

シャガールの絵に込められた「意味」と「想い」

フランスでシャガール美術館に行った。 シャガールの絵画は、美術の教科書などで数点見たことがあったが、女の人や羊が空を飛んでいる、夢見がちな作品を描く芸術家だというイメージしか持っていなかった。 美術館では音声ガイドを聞きながら絵画を眺め、家族と感想を言い合った。ガイドを聞いて、ただ絵を見るだ…
〈Briefing Weekend〉更なる高みに向けて・・・

〈Briefing Weekend〉更なる高みに向けて・・・

7月にイギリス人高校生と先生方を立教にお呼びして、Science Workshopの準備をするBriefing Weekendが行われた。彼らと3日間、一緒に寮で過ごし、日本での活動に備えるためだ。私はイギリスに3年ほど住んでいるが、同年代のイギリス人とこのように寮で過ごしたことなどなく、始まる前は…
〈Briefing Weekend〉イギリスの高校生と過ごした3日間

〈Briefing Weekend〉イギリスの高校生と過ごした3日間

夏休みが始まって一週間ほど経った頃、学校に残っていた私は東北で行われるワークショップの事前研修会に参加した。東北の方でも、日本人の高校生で事前研修会を行っていたようだが、私が参加したのは立教英国学院で行われた英国人との研修会だった。 Briefing Weekendの日の午後になると、学校ごとに…
ペルー旅行記:インカ帝国の遺跡、マチュピチュ訪問

ペルー旅行記:インカ帝国の遺跡、マチュピチュ訪問

この夏休み、南米ペルーの山奥にあるインカ帝国の遺跡、マチュピチュを訪れた。 遺跡の入り口から急斜面の山道を登っていくと、写真で見たことのある同じ景色が目の前に広がった。 標高2400メートルの山頂に築かれ、ふもとからは全く見えないので、謎の空中都市として、新・世界七不思議の一つに数えられている。…
〈Briefing Weekend〉  新たな気付きをすることができた3日間

〈Briefing Weekend〉 新たな気付きをすることができた3日間

 7月11日、英国の高校生と先生方、約30名が私達の学校にやってきた。東北でのScience Workshopの事前研修を行うためだ。この日から3日間、私は彼らと寮生活を共にした。これほど多くの英国人と一緒に生活するのは初めてで、戸惑うこともあったが、この3日間を通して感じたことも多くあった。 …