ミレースクール交換留学体験紀:「 印象に残った2つのこと」(日本語・英語)

ミレースクール交換留学体験紀:「 印象に残った2つのこと」(日本語・英語)

交換留学は、あっという間の一週間だった。学校は違えど現地校。私は自分が通っていた前の現地校のような様子を想像し、少し緊張していた。 しかしいざ学校に行ってみると、周りの子はとても私たちに興味を持って話しかけてくれた。一緒に写真を撮ろう!とカメラを持ってきてくれた子さえいた。 そんなミレーの生徒に…
「球技大会」

「球技大会」

全ての力を出し切った。 いつもと違う自分がそこにはいた。 昨年に引き続いて女子ソフトボールになった高3が自分だけだと聞いて、私はかなり焦った。チーム決めをしたものの、両チームのメンバーの中で練習内容を考えることができる人は私だけだった。どう練習すればみんなは打てるようになるのか、ボールを捕れ…
春の美しさを五感すべてを使って感じることができた「ブルーベル見学」

春の美しさを五感すべてを使って感じることができた「ブルーベル見学」

あたりは見渡すかぎり青いブルーベルの花畑が広がっていた。 私にとって最初で最後のブルーベル見学に、私は乗り気ではなかった。ちょうど前日に体調を崩したうえ、友達には行くほどのものではない、体調が悪いならやめておけと忠告されたのが大きな原因である。しかし、一人でドミトリーに残って休んでいることに抵…
「別れの次にあるもの」

「別れの次にあるもの」

 3月といえば別れの季節である。各地で卒業式が行われ、みんなそれぞれ別々の場所に行く、そういう季節だ。  実際、この立教英国学院でも別れがあったわけだが、もう一つ僕の身の回りで起きた別れを紹介したいと思う。  僕が前に在籍していたロンドン日本人学校の友人達が日本の高校に行くために本帰国をしな…
「海外生活だからこそ」

「海外生活だからこそ」

 「あ、メロンパンだ!!」  母が見ていたテレビに目が止まった。そこには、おいしそうにメロンパンを頬張っている映像があった。その瞬間「私も口いっぱいにメロンパンを食べたい」と思った。こんな風に思うほど、私は小さい頃から大好きだった。周りのクッキーの部分はサクサクで、そんなクッキーに囲まれたパンがフ…
ミレースクール交換留学体験紀:「交換留学をして」

ミレースクール交換留学体験紀:「交換留学をして」

ミレーとの交換留学を通して私が最も感じたことは、言葉がうまく通じなくても、心と心が通じ合えば気持ちがつながるということです。 当初予定していた家が御家庭の事情で伺えなくなり、急きょニアさんの家にもう一人の友達と一緒にお世話になることになりました。 急な変更で相手の家の方も一緒にステイすることにな…
「立教英国学院に入学して」

「立教英国学院に入学して」

 新しい制服、新しい靴、新しいブレザーに身を包み、立教英国学院での高校生活が始まった。  高校を決める時に、もっとも重視したのが、海外にある学校ということ。私は中学で、海外派遣生としてオーストラリアに行き、世界の広さ、文化の多さを知りました。そしてもっともっと広い世界を知りたいと思い、海外にあ…
「税金の大切さ」

「税金の大切さ」

 普段はテレビでニュースなど見ない私は、立教に行ったら、もっと見ることがなくなると思っていた。しかし、立教では『新聞プロジェクト』というものがあり、そのおかげで毎週新聞を読むようになった。  その中に目を引くような話題があった。配られた新聞の「消費税4月から8パーセント」という大きな見出しが目…
赤ネクタイの偉大さ

赤ネクタイの偉大さ

 赤ネクタイが重い。もらうまではただのかざりだと思っていたけれど、受け取った瞬間それの持つ意味を感じてぞくっとした。  私たちがこの学校ですごすのはあと二学期間だけである。その間することと言えば勉強くらいで、H3になる、ということは勉強する、ということなのだけれど、かならずしも勉強すればすなわち赤…
「立教英国学院に入学して」

「立教英国学院に入学して」

 私は東京に住んでいました。髪の毛を三つ編みにし、緑色の制服を着て、千葉県にある女子校に9年間通っていました。父がイギリスで仕事することになり、私も父のいる場所で英語や音楽を学びたいと思い、この立教英国学院に入学しました。  前に通っていた学校とは環境が変わり、家族と別れる寂しさや不安でいっぱ…