「団体競技の楽しさ」

「団体競技の楽しさ」

テニスやバドミントンと違って、バレーボールは団体競技です。そして僕は団体競技が嫌いです。自分一人の力で勝つことが不可能で、自分が仲間の足を引っ張ることもあるからです。球技大会前の僕は団体競技を、「仲間に迷惑をかけないようにプレーする」という少々堅苦しいものだと考えていました。 その考えが変わる…
「赤ネクタイの重み」

「赤ネクタイの重み」

春休みが終わる頃、私はずっと赤ネクタイをつけた高3を想像していた。そしていざ帰ってくると、高3のみんなが新入生の案内など自分が任された仕事をしていて頼もしく見えた。 高1のときは、私はクラスの友だちとやりたいことをやりたいようにやっていたように思う。周りをあまり見ず、自分勝手に楽しいことばかり…
沖縄を訪れて:先祖のありがたみを忘れない素敵な心

沖縄を訪れて:先祖のありがたみを忘れない素敵な心

私は、この春休みに初めて沖縄を訪れた。 沖縄は都会とは違い、空気や海が澄み、古風な町がとても美しく見えた。沖縄の人々は急ぐ様子は一切なく、時間の流れがとてもゆっくりと感じられた。私が一番驚いた事は、町の至る所に存在する立派なお墓の数々だった。 本土のお墓のように、四角い石柱の墓石が建っていて…
先輩になる!!

先輩になる!!

この春で高2か...。通ったことのない山道や丘を越え、すこしずつ家族との別れが近づくことに手を握りしめ、たくさんの期待と不安を抱え大きな校門をくぐった日がついこの間のよう。とても早く感じたけれど、たくさんのことを得て、何回りも成長した1年だった。 英国にあって、寮生活で...と明らかに特殊な環…
ミレースクール交換留学体験紀:「 コミュニケーションはテストじゃない。 まずは話してみよう。」(日本語・英語)

ミレースクール交換留学体験紀:「 コミュニケーションはテストじゃない。 まずは話してみよう。」(日本語・英語)

 3月9日 土曜日。終業礼拝が終わり、短めの昼食を済ませて私はミニバスに乗り込んだ。そう、1週間の交換留学のスタートを切るために。  その日の天気は空一面に青空が広がる晴天。しかし、私の心はやや曇り空だった。1ヶ月前にミレーの生徒達が立教を訪れたときは、彼女達とは英語で会話をしても、普段の生活では…
ミレースクール交換留学体験紀:「ミレースクール交換留学を終えて」

ミレースクール交換留学体験紀:「ミレースクール交換留学を終えて」

私は3月8日から3月15日までの約1週間、ホーシャムから車で10分ほど離れた村でホームステイをしました。交換留学前は、英国の一般的な家庭や学生の生活を体験できると思うととてもワクワクしていました。ホームステイ先はバディーのルーシーの家と聞いていましたが、ホームステイファミリーは優しい人たちなのだろう…
ミレースクール交換留学体験紀:「最高の一週間」(日本語・英語)

ミレースクール交換留学体験紀:「最高の一週間」(日本語・英語)

 私は、春休みの一週間、オリビアという子の家にホームステイをしながらミレースクールを体験しました。私はずっと日本だったので、現地の学校に一週間行くという体験ができて本当によかったと思います。私はこの体験を経て、英語を使う度胸が前より付いたと思います。初めは、あまり話しかけられなかったけど、少しずつ会…
ミレースクール交換留学体験紀:「また会う日まで」

ミレースクール交換留学体験紀:「また会う日まで」

準備が思ったように終わらず、慌ただしくミニバスに乗り込んだ。私は南英のすこし見慣れたどこまでも広がる空の青と草木の緑に思いを寄せつつ、いったいどんなことが起こるのか予想もつかないこれからの出来事に心を弾ませていた。 待ち合わせ場所では、私たちと同じように久しぶりの再会に笑顔を見せる彼女たちがい…
「言葉にできない」〜交換留学で切に感じたこと〜

「言葉にできない」〜交換留学で切に感じたこと〜

 気持が、思っていることが、一つ一つ全て伝えることができないことは、こんなにももどかしいなんて。今回の交換留学で切に感じたことである。  私はフィービーという15歳の女の子とバディを組んだ。私より一つ年下とはいえ、180cm近い身長と、私たちから見たらとても大人びた顔立ちで、むしろ年上に思えた…