絵から感じた初めての気持ち 2014年03月02日 日曜日 絵の良さなんてわからなかった。綺麗だとか、細かいとか思っておしまいで、1枚の所要時間30秒いくかいかないか、という位に興味はない。ヨーロッパに住んでいるからそこそこ良い美術館にもたくさん行ったのだが、私の興味が向くことは無かった。 今回もどうせ良さがわからず終わるのだろうなと思っていた私は、し… 続きを読む
「学ぶ」:苦労して覚えたことが役立つ日が来るなんて、思いもしなかった。 2014年02月27日 木曜日 ブレイク中の最大の楽しみ。それは、アウティング。しかも今回はロンドン。そして、ミュージカル「マンマミーア」とナショナルギャラリー。 中学生の頃、美術の試験のために一生懸命に覚えた名画とその歴史、画家たちの一枚一枚に込めた思いや時代背景など。苦労して覚えたことが役立つ日が来るなんて、思いもし… 続きを読む
対ハートウッド戦サッカー試合 2014年02月20日 木曜日 七分間で三失点。引き分けに終わった試合後のみんなの悔しそうで苦しい顔を見た時は後悔と申し訳なさのトゲが心に突き刺さった。ディフェンスリーダーとしての重責を背に負い臨んだこの一戦で流れを相手に完全に掌握されラスト七分で三失点。ディフェンダーとしての任務を果たせず、責任感の崩壊と自己のふがいなさに支配… 続きを読む
生徒一人ひとりが多くのものを見て、感じ、考え、新たな視点を身につけられた高2ロンドンアウティング。 2014年02月09日 日曜日 高等部2年生のブレイク期間の過ごし方はさまざま。日頃の疲れをとるためドミトリーでのんびりと過ごす、試合に向けて部活動に励む、受験勉強に打ち込む...。しかし、そんな生徒たちですが、共通して楽しみにしていることがありました。「明日はアウティングだね」「アウティング晴れるといいなー」。 ブレイク期… 続きを読む
絵画とミュージカル、2つの本物に触れることの喜びを感じた高1のロンドン アウティング。 2014年02月06日 木曜日 立教英国学院において、「ブレイク」とは二つの意味を持ちます。 ひとつは一日に3回のティー・ブレイク。2時間目と3時間目の間、6時間目の終了後、及び夜の授業の7時間目と8時間目の間にある休憩タイムのことです。この時間にはジュースや果物、お茶やビスケットが出ます。 もうひとつは、学期のちょう… 続きを読む
感謝:この1年、ずっと一緒に過ごしてきたかけがえのない仲間たちへ 2014年02月04日 火曜日 合唱コンクール。それは、私が立教に来て初めて体験した行事だった。一年前、転校してきた私がクラスに馴染むことができたのは、合唱コンのおかげだった。優勝するため、成功させるために、クラスは団結した。 それから一年。私は今回の合唱コンで伴奏者となった。私は、この合唱コンを絶対に成功させたいと思ってい… 続きを読む
忙しい寮生活の中で自分達だけで曲を作り上げた、最後の「合唱コンクール」 2014年02月03日 月曜日 独特なピアノの旋律がニューホールに流れはじめる。それに合わせてハーモニーを重ねていく。私のクラス、高2−1組がこの合唱コンクールに選んだのは「流浪の民」だ。ふるさとを離れ、故郷を想い旅をする民の心を描いた一曲。 舞台に立つと、足は震えるし頭も真っ白だ。それでも最後の合唱コンクール、悔いのな… 続きを読む
世界中の多くの人々の信仰によって支えられている「クリスマスマーケット」 2014年01月28日 火曜日 私は12月21日から23日、ドイツのニュルンベルクを訪れた。ニュルンベルクは、イギリスから飛行機で2時間ほどのドイツ南東部にある町だ。また、日本人選手が活躍する強豪サッカーチームの本拠地としても有名である。しかし、今回私がニュルンベルクを訪れたのは、サッカー観戦のためではない。年に一度のヨーロッパの… 続きを読む
バルセロナ:自然のありとあらゆる表情を切り取ったような不思議な建築 2014年01月27日 月曜日 僕はこの休みにスペインのバルセロナへ家族で旅行に行った。この町はサッカーチームでも有名だが、もう一つ忘れてはならないものがある。それはガウディがバルセロナに残した、独創的な建築の数々である。 中でも有名なのは、百年以上前から作られ続け、未だに完成しないサグラダファミリアだろう。今まで僕が見てき… 続きを読む
水の都:世界中の人々が憧れる歴史ある美しい街、ヴェネツィア。 2014年01月26日 日曜日 ホテルに向かう水中バスに乗ると、写真や絵で何度も見たあの景色が、私の目の前に広がった。運河沿いに立ち並ぶ建造物に、アーチ形の教会、横を通り過ぎて行くゴンドラに船...。初めての街で、ひと目見て綺麗だと感じたのは初めてだった。 すでに場所は察するであろうが、私がこの冬訪れたのはイタリアのヴェネツ… 続きを読む