「命の大切さ」

「命の大切さ」

 学校から帰ってきて日本に戻ると、家で待っていたのは段ボールに入った大量のうずらの卵だった。  聞くと妹がテレビか何かの紹介を見て、今年の自由研究はうずらの卵の観察にしたらしい。そういえば自由研究なんてものもあったなと懐かしく思うと同時に、本当に成功するのだろうかと不安にもなった。  卵はス…
<国語科>詩の授業で創造性と表現力を育てる(後編)

<国語科>詩の授業で創造性と表現力を育てる(後編)

前回に引き続き、中学1年生の詩の授業で創作した詩をご紹介します。 今はもう期末テストは終わり、夏休みに向けて楽しみな気持ちが勝っている生徒たちですが、この詩を作った時にはテストの直前。そういう一瞬の気持ちの揺れを表現できるのが詩の良さでもあります。 No.7 僕は走るよ どんどん…
<国語科>詩の授業で創造性と表現力を育てる(前編)

<国語科>詩の授業で創造性と表現力を育てる(前編)

国語科では、思考力やコミュニケーション能力と同時に、創造性と豊かな表現力をもった生徒を育てたいと思っています。 中学1年生の授業では、詩の鑑賞と創作に取り組みました。 一つ一つの言葉の意味や、その言葉を選んだ作者の意図を考え、読み味わった後、いよいよ創作です。「かっこいい言葉を選ぼう」「比喩…
〈中1 初めてのハーフターム・シリーズ Vo.5 最終回〉ロンドンアイは日本の観覧車とちょっとちがう?!

〈中1 初めてのハーフターム・シリーズ Vo.5 最終回〉ロンドンアイは日本の観覧車とちょっとちがう?!

今回のハーフタームは、この中1のクラスにとっての初めてのハーフタームでした。日本の家に帰ったり、イギリスの家にホームステイをしに行ったりする人が大半でしたが、ぼくは、母にイギリスに来てもらい、ホテルでハーフタームを過ごしました。 様々な所へ行きましたが、その中でも良かったのが、ロンドンアイです…
〈中1 初めてのハーフターム・シリーズ Vo.4〉ハーフタームに熊本で

〈中1 初めてのハーフターム・シリーズ Vo.4〉ハーフタームに熊本で

私は、家族と一緒に熊本に行った。お父さんが熊本の震災で家をなくした人達のために作ったテント村が閉村することになり、その片付けをしに行ったのだ。テント村につくと、いっぱいあったテントもだいぶ少なくなり、160個ほどあったテントが20個くらいに減っていた。そのテントに住んでいる人に片付けてもいいかを聞か…
〈中1 初めてのハーフターム・シリーズ Vo.3〉大人とだけじゃない!ホストファミリーの子供と一緒に

〈中1 初めてのハーフターム・シリーズ Vo.3〉大人とだけじゃない!ホストファミリーの子供と一緒に

今回は立教に来て初めての、ホームステイをしました。ホームステイ自体は初めてではないのですが、グループでのホームステイは初めてなので、けんかなどをしてしまわないか心配でした。 初日、みんなで自己紹介をしました。その時、ホストファミリーのお母さんのジョアンナが言うには、ここに来る立教生はいつも名前…
〈中1 初めてのハーフターム・シリーズ Vo.2〉ハーフタームに帰国して、イギリスと日本を考えた

〈中1 初めてのハーフターム・シリーズ Vo.2〉ハーフタームに帰国して、イギリスと日本を考えた

このハーフタームは僕にとって初めてであり、イギリスから帰国するのも初めてだった。日本に帰国するとき、入国審査などでとめられないかなどの心配はあったが、無事に帰国することができた。 日本では、イギリスとはまったく違うところがあった。一つは、食文化の違い。イギリスはポテトが主食で、いろいろな料理に…
〈中1 初めてのハーフターム・シリーズ Vo.1〉 初めてのホームステイ ホストファミリーの笑顔につつまれて

〈中1 初めてのハーフターム・シリーズ Vo.1〉 初めてのホームステイ ホストファミリーの笑顔につつまれて

僕は、生まれて初めてホームステイをしました。小学校で一回、ホームステイを申し込んだ事があったけれど、男子がほかにいないため、一人になってしまうそうだったので、やめました。小学校でホームステイを申し込んだ時は、不安でいっぱいでした。でも、行かない事になったので、その時は少しほっとしました。そして今回、…
涙の種類

涙の種類

今日、初めてバレーの大会に出た。高校3年生の引退試合だった。Aチーム、Bチーム。2つのチームにわかれておこなった。私は中学2年生なのでBチーム。同じチームの人は皆、私より学年が高くとても緊張した。当然バレー部の中には大会に出られない人もいた。私はその人の分までがんばらないといけない、そのような気持ち…